女性とプロテイン
私はいつも自分で開発したプロテインの試飲会に実際に立って、お客様の声をお聞きしています。
また、「女性だからこそプロテインが大切」ということをお伝えしたく、試飲会などでは、直接お客様とコミュニケーションをとることを大事にしております。
女性のお客様が多い、ファッションビルやバラエティショップで試飲会をさせていただくと必ずこんな一コマがあります。
森:お客様、プロテインのご試飲いかがですか?
お客様:プロテインだって。クスクス・・・(顔の前で手をヒラヒラ、いらないというゼスチャーつき)
といった具合に、なぜかクスクスと笑って去っていかれることが・・。
おそらく女性のお客様にとってプロテインは、「私には関係ないもの」。
だから、なんだか笑っちゃうのだろうなと。
それは、もったいないです!!
女性こそプロテインを飲んで欲しい!
プロテインとは
最近では、筋トレ女子が増え、女性もプロテインを飲むのが当たり前というような雰囲気が作られていますが、筋トレをしない女性にとっては、「プロテイン」は、マッチョな人が飲むもので自分には関係ないと思われている方も多いと思います。
私も30年に及ぶ筋トレマニアなので、筋肉を育てるためのアイテムとしてプロテインとの付き合いが始まったのですが、今となっては、むしろ筋トレをしない女性、特に大人世代の女性にこそプロテインを生活に取り入れて欲しいな、と思っています。
プロテイン=たんぱく質です。あくまでも食品に含まれる3大栄養素の1つである「たんぱく質」のことを「プロテイン」と言います。
牛乳や大豆などの食品から、余計なものを取り除いてたんぱく質だけをギュギュッと抽出したのが、いわゆるプロテインパウダーです。
だから糖質や脂質を避けてたんぱく質だけが摂取できるという意味では、とても効率が良い食品です。
(プロテインは、サプリメントではなく「たんぱく質含有食品」です。あくまでも食品です。)
たんぱく質は、筋肉だけでなく、髪も肌も血液も骨も爪も血液も作る、いわばからだ全ての材料です。だから、筋肉を大きくしたいアスリートならずとも、必ず食べなければいけない、欠かすことができない栄養成分です。
たんぱく質、足りてますか?
たんぱく質が不足しているために、ダイエットがうまく行かなかったり、髪や肌のトラブルに見舞われることもあります。
厚生労働省がたんぱく質の必要量として示しているのは、成人女性の場合、1日およそ50gです。
これは、肉や卵が50gなのではなく、純粋にたんぱく質という成分を「50g」という意味です。また、あくまでも目安の数字なので、体格や運動量によっては、これよりも多く摂取しなければいけません。
例えば、ランチにコンビニおにぎり2個と野菜サラダを食べた場合、ざっくり見積もって10g程度しかたんぱく質が摂れません。目標の50gに達するにはあと40gを朝食と夕食で摂らなければいけないわけですが、そう考えるとたんぱく質を50gの摂取するというのは、なかなか大変です。
また、20代の女性も50代も、70代になってもたんぱく質の必要量は変わりません。年齢とともに、むしろ積極的に食べたほうが良いと考えられてもいます。
とはいえ、年齢とともに摂取すべき総エネルギー量は減って行きます。そのため、若い人と同じ食べ方をしていたら太るのは当然です。カロリーを減らしながら、たんぱく質をしっかり摂取しなければいけないので、大人の女性は食事の摂り方を工夫しなければいけません。
最近は美味しいプロテインも増えています。私はチョコレート味おすすめ。チョコレートの食べ過ぎ防止にも一役買ってくれます!
プロテインのちょい足しがおすすめ
3大栄養素の1つとして、私たちの体を作るのに絶対に欠かせないたんぱく質は、本来は3度の食事で摂るべきですが、それがままならない、どうしてもちょっと足りない時に、プロテインの登場です。
たんぱく質は、からだの中で常に分解と合成を繰り返して私たちの体を成り立たせているので、摂取量が足りないと、分解の方が優位になってしまい、より良く体を作っていくことができません。
毎日のたんぱく質摂取が「ちょっと足りない」を繰り返すと、ちょっと足りないが積もり積もって、大きなダメージに。
体も肌も髪も健やかに若々しく維持するために。たんぱく質不足という負債は負うわけには行きません!
そのため、「ちょっと足りないかも」と思った時に、簡単に美味しく飲んでたんぱく質を補うことができるプロテインは本当に助かります。
私は20代の後半からプロテインを食生活に取り入れているので、プロテイン歴20年を越えました。
この20年来、プロテインが家にないということがなく、栄養摂取のクオリティを維持するためのお守りになっています。
からだのベースを作るたんぱく質が不足していると、どんなにビタミンやフィトケミカルのサプリメントを摂取しても、どんなに高級な美容液を塗っても、その効果が実感しにくいと思います。
年齢とともに、体にとって重要性がより増していくからこそ、攻めの姿勢でたんぱく質を摂取したいな、と思います。